小道具作り

明後日使う小道具の準備作業。


こないだ購入した物を加工していく。


頑張って作ったよぉ〜。
おかげでなかなか満足いくものが出来たね。
手がかなり痛いけど…。
ずっとあったペンダコが、今日の作業で潰れちゃってましたわ。


写真も内容もお伝えできないからボクの努力の成果を見せられないのが非常に
悔しいとこだわ(^_^;;
本来、美術フタッフが作るとこを、今回たまたま自分で作ってみたもんだから
出来上がりが嬉しくてねぇ。
本編では1秒くらいしか映らない物なので、こういう場所で『どーだ!』って
見せびらかしたい!
いや、それどころかそれを持って街中をパレードしたい!
『ボクが作りましたよ!どうよ!』って言ってまわりたい!!


やんないけどね。


しかし、美術スタッフってのも大変だね。
今回作ってみてよく分かったよ。
なるべく小道具は一つ一つ大事にしてるつもりだけど、今後はもうちっと愛情
こめて使うように心がけていこう。

ようやく明日がクランクインとなる。

だもんで、カメラの最終チェック。

こないだ買ったばかりのカメラで撮るのはいいんだけど、まだこのカメラでは
正式な撮影はしていないから、使い慣れておく必要があるのよね。


今までのカメラとそう大差ないんだけど、細かい部分の違いはあるから、そこ
らあたりを入念に確認しておきましたわ。
クランクインのときにズレた設定で撮影をしてしまうと、今後ずっとズレた撮
影を続けていかなくちゃいけなくなるもんね。
クリーニングとかもして、作業終了。


あとは明日に備えるだけですわ。


果たしてうまく撮れるのかなぁ。
不安だらけだわ。
撮り始めていけば不安も減るんだろうけど、この時期は毎回不安だらけ。
その不安も、回を重ねるごとに増えていってる気がする。
前のほうが気軽に撮ってたもんね。
たぶんどんどんハードルが上がっていってるんだろうな。
最初は気軽に超えられていたハードルが、今ではかなり高くなっていってるから
だと思う。


う〜ん…不安…
理想通りに撮れたら面白くなるのは間違いないんだけど、『笑い』ってのは現実
問題『運』も非常に左右するものなのよね。
その場の空気というか、不確定要素がどれだけ加わるかによって笑いのポイント
が上下していく。
こればっかりはその場にならないと分からない。
ボクや出演者の体調や気分にもよるし、雰囲気にもよるけど、当日撮っていって
たら予想以上に面白くなったり、意外とつまらなくなっちゃったり…。
仮に100点の脚本が書けたとしても、撮影ではどう転ぶか分からない。
それはボクの作品に限らず、笑いの作品ってのは全てそう。
今のメンバーは信頼してるから、ほっといても面白くなるのは分かってるんだけ
ど、やっぱり不安もデカイなぁ。


ま、とりあえず明日は初日だし、あんまし気張らないで撮っていこっと。