500円

500EN

シャインクラブ第3作『ゴー!ゴー!キャンバス』のDVD配布中。
少しずついろんなとこに配っていっている。


で、今日もスタッフである知人に渡したら…。


「はい」


と、500円を差し出されたのね。


『ゴー!ゴー!キャンバスはお金を出して買おうと思っていた』とのこと。


うわっ。
お金いただいちゃったよ。


かなり嬉しい。


シャインクラブの映像制作は、将来収益を得ようとしてやっている。
でもまだ今までは1円も収入を得ていない。
これが初収入なんだよね。


今回に限らず、今までもDVDを渡したときに「お金払うよ、いくら?」と言われたことは何度もある。
でもそれは全て拒否してきた。
何故か。


理由はいっぱいある。


1.まだ映像制作は実験段階で、お金をもらう段階ではないから
2,特に『ゴー!ゴー!シリーズ』は、今回までが実験三部作であり、それでお金をもらうのは申し訳ないから。
3.友達や知人からはお金をもらいたくないから。
4.お金を稼ぐよりも、今は売り込みが先なので、少しでも多く配布したいから。
5,単なる自己満足で終わりたくないから。
6.DVDを売ってお金を稼ぐんではなく、他の方法を考えているから。
などなど、書けないことも含め他にも多数。


マチュア劇団や楽団などの団体では、家族や友達、他の団体の人間にチケットを売ったりする。
買うほうも気持ちよく買ってくれる場合もあれば、付き合いで買わざるを得ない場合もある。
運営の為には仕方ないのは分かるし、双方が納得すれば何の問題もない。
実際ボクも友達の団体の公演であれば、多少高くても買いたいし、見たいもん。


でもね。
自分の団体でそれをやるのは嫌なんだよ。
このままアマチュアとして映像を作っていくつもりなら問題ない。
これで将来的に収入を得ようと思っているからこそ、知人から収入を得るのは意味ない行為だと思うから。
無料だからいいってわけじゃないのは分かっている。
ただ、『現場で見ないと意味がない』という舞台とは違い、こちらは映像制作だ。
無料でネット公開するなど、いくらでも『見せる手段』はあるもん。


プロを目指しているからこそ、今はお金を貰わない。
というのは矛盾している言い回しかもしれないけど、そんな気持ちが強い。



あ、決してこれからDVD配る人にお金くれって言ってるわけじゃないよ。
本当にまだ貰う段階ではないと思ってますんで。
まだ拒否し続けると思います。
たまたま今回は先にお金を差し出されたので、遠慮なくもらっただけです。


でもそろそろお金になるようなことも考えています。
いいかげん、満足いく環境で撮影が出来るようになりたいもん。
高収入じゃなくても、とりあえず『コメディ撮影だけ』していればいいという環境になれたらいいな。



『ゴー!ゴー!』シリーズに関しては実験段階も終わり、ようやく次回作からはお金を請求出来るだけの作品が作れそうです。
他の作品も続々と準備中。