実験作

あんまりこういう書き方をすると誤解を生じそうだけど、
今までの『ゴー!ゴー!』シリーズは全て《実験作》だった。


パイロット版》と言ったほうがいいかな。


もちろん本気で作ってたし、思い入れもある。
出来映えに関する言い訳なんかでもない。


ただ、今後の『ゴー!ゴー!』の形を作る上で、何作かは実験として作る必要があった。
それが今までの3作。

スタッフやキャストにも「こういうものを作りたい」と示し実践する為。
周囲へのアピール材料として数作は制作する必要がある為。
さらに様々なパターンを試してみて各方面から意見を聞く為。
自分自身が『ゴー!ゴー!』はどう作ればいいのかを探る為。


あまりこういうスタイルの映像コメディはないから、いろいろ試さなくちゃいけないんだよね。
カメラワークから編集方法、キャストの動きや撮影準備や予算の算出方法まで。
例えばロケーション。
『ゴー!ゴー!』に向いているロケーションを知るために、3作全て撮影場所を変えてみた。
公園から始まり、体育館から公民館の一室に到るまで。
『どこまで小さい場所で作れるか』の実験でもあったのね。


当初の目標よりはかなり遅れているが、ここまでは予定通り。
ただ、予定ではこの3作を撮り終わった頃には、お金を出してくれるような企業を見つけるつもりだったけど…
そして予算かけて4作目を撮るつもりだったけど…


ま、何でも予定通りに運ぶもんじゃないわな。


とりあえず『周囲へのアピール』と『スタッフ&キャストのレベルアップ』に関しては順調だから満足です。


そして3作終わって、『ゴー!ゴー!』の作り方もようやく分かってきました。
『予算』と『時間』はまだ万全ではないけど、ついに『ゴー!ゴー!』で勝負出来る作品を作れます。


スタッフ一同頑張っていきますので、どうぞ御期待下さい。


2008年のシャインクラブは、駆け上がっていきますよ!