トンカツ

最新作の製作プロデューサーである乙さんと打ち合わせ。
トンカツ屋さんにて食事をしながらね。


乙さんに依頼しておいた小道具を見せてもらったり、衣装についての話し合い。
さらに、ボクが新たに思いついたアイデアを聞いてもらう。


そして前々からどうもしっくりこなかった箇所を話し合う。


こういうのは正解がない。
どういう風に撮ってもいいし、どんな撮り方をしてもいい。
それだけにかなり迷う。


正解はないとはいえ、ちょっとした違いで作品の雰囲気が全然違ってくるからね。
『ゴー!ゴー!』のような短編、しかも無声コメディの場合、1シーン、1カットが非常に重要なの。
その微妙な違いで笑える物も笑えなくなる。
反対に、イマイチなシーンでも面白くなる。


それに笑い声を後から足すわけでもないから、笑いどころを極力分かりやすくする必要があるしね。


だから真剣に話し合う。


細かいとこまで熱心に話し合う。


店員さんが絵コンテをチラチラ見ているのは気付いたが、気にせずに話し合う。



結論が出たもの出なかったもの色々あるけど、今日はいい話し合いになりましたよ。
こういうのを真剣に話し合える相手ってそんなにいないから、こういう場は貴重だし嬉しいね。


次回の撮影は21日の予定。
それまでに今日決まらなかった箇所をしっかりと考えておかなくちゃ。